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大河内豊 基幹教育院
ようこそ
素粒子や宇宙に関しての理論的研究を行っています。特に誕生直後の宇宙に興味をもっています。また、九州大学で行なわれている基幹教育を担当し、物理学教育の改善にも力を注いでいます。
現代素粒子論では対称性が重要な役割を果たします。対称性は、しばしば「美」と表現されることもあります。宇宙を支配している基本法則が美をもとに構成されていることに、学部学生のとき強い衝撃を受けました。なぜ美しいことが真実なのでしょうか?この問いは今でも私の心にあり、研究の原動力になっています。対称性をもとに構築された理論が、その対称性を自発的に破るということも重要な役割を担っています。ヒッグス粒子は、この対称性の破れを引き起こす鍵となる粒子ですが、それが近年スイスのCERNで稼働中のLarge Hadron Colliderで発見されました。これは、統一理論の考え方を強く示唆するものであり、大変エキサイティングな時代となってきました。
「超対称性の破れ」をサイエンス社より出版しました
大学院生向けの内容で、超対称性の破れと準安定状態を中心に、最新の理論研究まで紹介しています。(数理科学2017年10月号に書評が掲載されました。)
研究に興味のある学生、歓迎します
素粒子論や宇宙理論に興味のある学生は気軽にご連絡ください。可能な限りご説明いたします。物理学科の学生に限らず、理論物理学を研究をしてみたいという意欲的な学生は大歓迎です。共同研究を行う上で直接役に立つ本のリストを挙げておきます。
一般相対性理論
群論 (例えば群と物理)
場の理論の本 例えばペスキン
弦理論の本 例えばツビーバッハ
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